アクティブラーニングを効果的に進めるためには、学生と教員との間の密なコミュニケーションが必要です。
学生の学習振り返りに対して、教員がこまめにフィードバックをすることが求められ、これまで UTAS >メニュー「履修」> 「履修登録(前期課程)」> ドロップダウンより「授業振り返りシート登録」 でアクセスできる振り返りシートの利用をお願いしてきました。
しかし、UTASは学習管理ツールではないため、グループワーク授業のあり方に対応して柔軟にコメントを作成することには限界があります。
オンライングループワークではファイル共同編集などオンラインツールを日常的に利用することになります。
その一環として学生とのコミュニケーションをとっていただくことをご検討下さい。
Google Classroom
授業内での共同作業ツールとしてGoogle系のサービスを利用されている先生が多いため、Google Classroomを利用して振り返りシートと同様のフィードバックを簡単に行うための方法を紹介します。
Classを作成する
- Gmailアドレスを持っていなくても、何らかのメールアドレスでGoogleアカウントを作成していれば、Google Classroomに参加することができます。
- Google Classroom内で「主担任」としてClassを作成するには、大学の組織アカウント(Google Workspace)であるECCSクラウドメールでGoogleのサービスにログインした上で、クラスを作成して下さい。
[参考情報]
Classroom のユーザー アカウントについて> Classroom のアカウントに関するよくある質問> 他の種類のアカウントで作成されたクラスに参加することはできますか? - 授業参加リンク、もしくはクラスコードを提示することで、学生や分担教員をGoogle Classroomに参加させることができます。
- 授業タブ>クラスのドライブフォルダ の内容はそのままでは学生から見ることができません。
資料の共有や共同編集をする場合は、 教員が「クラスのドライブフォルダ」の中に共有用のフォルダを作成し、学生に対して明示的にリンクを共有する必要があります 。
リアクションペーパー(振り返りシート)を設定する
- 授業タブ>+作成 で「トピック」を作成すると、これによりカテゴリー分けをすることができます。
- +作成>質問 で学生のリアクションペーパー提出場所を設定することができます。
- +作成>投稿を再利用 で同じパターンの質問を簡便に設定することができます。
- +作成>「質問」もしくは「課題」でテンプレートの文書を配布することができます。オプションの選択により動作が異なります。
1) 「生徒はファイルを閲覧可能」>資料提示のみ2) 「生徒はファイルを編集可能」>共同編集3) 「各生徒にコピーを作成」>テンプレートを作成して各人に配布
- 提出期限の設定ができます。
また、各回の提出状況を一覧で表示したり、個別に非公開のコメントをつけることができます。 - Google Classroom内でGoogle Documentでレポートが提出された場合は、簡易的なコピペチェッカーが機能します。