オンライン雑談プログラム:「そしゃかふぇ」について

コロナ禍で授業が全てオンライン化してしまった2020年。それによってコミュニティ作りが難しくなり、人との交流が減ってしまった2020年。

「そしゃかふぇ」(ソーシャルサポートカフェ)はそのような環境の中で始まったオンライン雑談プログラムです。

ソーシャルサポートの定義 

「ソーシャルサポート」とは、社会的関係の中でやりとりされる支援のことです。少し簡単に言い換えると、人と交流するうちに自然に得ている手助けです。例を挙げると、先生との関係、友人・知人、移動手段、などもソーシャルサポートに含まれます。このように、ソーシャルサポートは定義の幅が広く、定義づけが難しいところもあります。

ソーシャルサポートは大きく4つに分けることができ、それは以下の通りです。

  ①情報的:当人が自分で問題の解決にあたることができるよう、必要な情報や知識を提供するサポート

  ②情緒的:励ましたり、愚痴を聴いたり、相談役になったりなど、情緒面でのサポート

  ③評価的:行動に対して世間的に良いor悪いなどの評価を伝えるサポート

④道具的:直接的支援とも呼ばれるもので、形のあるものやサービスの提供するサポート

また、東大生を対象としたアンケート調査の結果、ソーシャルサポートという言葉の認知度が意外にも低いことが判明しています。皆様はご存知でしたか?

そしゃかふぇとは 

そしゃかふぇは、キャンパスでのソーシャルサポートを拡充させるべく、またソーシャルサポートという言葉の認知度を上げるべく、開催されているオンライン雑談プログラムです。そしゃかふぇにはいくつかの種類が存在します。

 

内容・開催概要

・「そしゃかふぇ(ソーシャルサポートカフェ)」雑談によるコミュニケーション。

運営と参加者の学生同士で楽しくお話をする場。雑談を通して少しでも安心感や居場所を感じてもらいたいという想いで開催されています。

・「劇アカ(デミック)さんを連れてきた。」教授との情報交換。研究実績の優れた教授方を招き、ミニレクチャーや質問回答を行っていただいたり、学生とのディスカッションやコミュニケーションを行っていただいています。

・「劇ユニ(ーク)さんを連れてきた。」ユニークな体験をしている方々の体験をシェア。世の中には様々な経験や能力を持った方々がいます。そんなユニークな方々をゲストとして招き、体験をシェアしていただいたり、考え・価値観について学生と話し合っていただいたりしています。

開催日時:平日のお昼休みの時間帯、12:10〜13:00(2020年度は火曜日に実施。今後変更の可能性あり。)

主催:Dips (Diversity and inclusion promotion @ komaba) 以下のQRコードを読み取ってHPをご覧ください。